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先日ある活動を見学しに行った帰り道の話。



ウガンダでよく走っている長距離バスに乗り、首都カンパラに同期3人で向かっていた。



最初は順調だったが、急に林の横でバスが止まった。




ウガンダではトイレ休憩はその辺の道端にする。大でも小でも男でも女でも関係ない。



青空トイレだ。




いつもの休憩だと思っていたが、エンジンまでストップした。・・・・・おかしい。



周りの人に話を聞くと、「燃料が無くなったらしい」とのこと。





ウガンダではガス欠がよくある話、ガソリンメーターがだいたい壊れているのでガソリンが今どのくらい残っているのか把握できないのだ。





ガソリンを買いに行けばすぐ動くだろうと思っていたが、1時間、2時間待っても動かない。




ようやくただのガス欠じゃないと気付いた。



待ち時間の間に、「ガソリンを買うお金をみんなで回収している、一人1000シリング(約30円)欲しい」というウガンダ人が来た。




「お前は何者だ?本当にバス会社の者ならIDを見せろ」といった。




そうすると何もなかったかのように席に座りだした。



また少し経ち、別のウガンダ人から「今ボダ(バイクタクシー)でガソリンを買ってきてもらったが、細かいお金がない。この1万シリングを5千シリング2枚と両替できないか?」
と聞かれた。



両替くらいならおかしなことはないだろうと思っていたが、よく話を聞けばその1万シリングはニセ札だった。




皆がバスが止まって動揺しているときにこのような手口で少しでもお金を盗ろうとするウガンダ人にすごく腹が立った。





先日私の不注意もあり、パソコンやカメラも盗まれた。





私はこの国を助けたくて来た。




結婚などの道も考えたけど、やっぱりアフリカを助けたくて遠回りの道とわかっていてもココに来た。
帰国後のことも恐れず、まずは今やりたいことを選んだ。




しかし現実は厳しく、むなしいことばかりが起きる。




日本の母親から誕生日プレゼントが届いた。




「遠回りをする優だけど、そんな優を誇りに思います」




と書いた手紙を読み、久しぶりにたくさん泣いた。
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途上国を支えるため、世界には国連などが設定したというミレニアム開発目標がある。


その目標の一つには学校で給食が食べれなかった子供たちへ国際援助が入り、給食の制度を導入した学校があるということで
先日ある学校にお邪魔した。


前から見学してみたかったもの、学校となかなか予定が合わず、やっと行けた。





正直、「給食の時間おじゃまするだけなんだからいつでもいいんじゃないのか」と思っていたが、学校側に準備があるようなので仕方ない。




まるで私たちを待っていたかのように給食の時間が始まった。



ウガンダの給食はほとんどの学校がポショと豆。ポショとはトウモロコシの粉を練ったもの。





P1010312.jpg



普通、毎日給食を食べているのであればお皿はボロボロだ。


でもこの学校のお皿は新品でどれも新しい。


そして給食の量がとても多い。毎日あげているのであれば、量は少ないはずだ。


子供に質問しようとするとすぐに校長が子供と話さないように私たちに話しかけてきた。


ここは給食のモデル学校となった学校。


しかし給食の時間は不自然だった。


子供が給食のもらい方を知らない。手を洗う前に給食をもらおうとしてムチでたたかれている子でさえいる。



子供に質問した。


「本当は毎日給食食べてないよね?」


そう聞くと皆が苦笑いで、誰も答えようとしない。一人で食べていたある子供に聞いた。


「毎日お昼の時間は家に帰っているの?」  「外人がくると給食をたべられるんだね」


この質問にその子の答えは全て「YES」だった。



給食が渡るよう、政府はお金だけを学校に渡す。


そのお金は先生側が受け取り、子供たちの給食はない。ただ外人が視察に来る日だけ与えるようにする。


援助が止まらないように先生は子供たちに余計なことを話さないよう教育する。


旅行がてらに寄った視察団では見抜けないだろう。私たち協力隊はこのような裏側を何度も目にする。



お金をあげて満足な援助側。自分の利益しか考えられないほど豊かでないウガンダ。


援助慣れしていて、援助が止まらないようにする手段を知っている大人、それを学ぶ子供。



いつまでも変わらない実情。






これが国際協力の裏側だ。

いつまでも、発展しない理由はここにもある。


どうしようもない気持ちがずっと引っかかる一日だった。
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